放射線を体内に取り入れるとイメージして、あまりいいイメージはないですよね。
でも、そういう健康法があるというのはご存知でしょうか。ホルミシス療法といいます。
ホルミシス療法とは、聞き慣れない言葉ですが、微量の放射線を用いる治療法です。
放射線は強く浴びすぎると体によくない影響を与えてしまいます。
ところが、体に良い程度の(10〜100マイクロシーベルト/時の範囲)放射線を浴びていると細胞が活性化して健康やアンチエイジング効果が期待できるそうです。
また、民間医療行為などではなく、きちんとした大学や研究機関で効果検証したものですのできちんとした健康法です。
不安だと思いますので、こちらを見て頂くのが分かってもらいやすいと思います。
つまり、大量に浴びれば有害になるけれど、微量なら自然治癒力を高める有益な作用に地u目したのがホルミシス効果です。
この効果を、1982年に米ミズーリ大学の教授トーマス・D・ラッキー博士が命名しました。
一般的には、ラドン治療などと呼ばれて、ラジウム温泉として手軽にこの効果を利用することができます。
ラドンは、キュリー夫妻が発見した、最初の放射能性元素で、医療施設の中には、医療の一環としてラドン浴を運営しているところもあります。
国内外でその有効性が議論される中、日本でも研究機関が作られ、複数の大学がプロジェクトに参加しています。
既にリウマチ、腰痛、神経痛、関節炎、喘息、アトピー性皮膚炎などに効果があることは確認されていますが、研究が進むことで、糖尿病、各種肝炎、がん再発防止、老人性認知症進行防止、アルツハイマー、パーキンソン病、筋萎縮症の効果も期待できるとされています。